文字 

「乳がん検診定期的に受けて」 ピンクリボン岡山が公開講座

乳がん予防のため、検診の大切さなどを学んだ公開講座

 乳がん月間(10月)に合わせ、乳がん予防の啓発に取り組む団体「ピンクリボン岡山」は15日、岡山市内で県民公開講座を開き、主婦ら約70人が検診の大切さなどを学んだ。

 岡山大病院乳腺・内分泌外科の岩本高行助教は、統計上、日本人女性の11人に1人が乳がんを発症すると説明。「早期発見なら根治は可能。マンモグラフィー(乳房エックス線)検査を定期的に受けて」と呼び掛けた。

 同外科の平成人講師は、欧米型の生活習慣が乳がん発症率を高めていると指摘。「疫学調査では、閉経後の肥満や家族の発症、飲酒、喫煙がリスクを高める一方、出産や授乳、適度な運動が発症を抑えるとされる」などと述べた。

 ピンクリボン岡山は行政や医療関係者、患者会などで構成。昨年2月の発足以来、チャリティーコンサートや無料検診、相談会などを行っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年10月15日 更新)

タグ: がん女性岡山大学病院

ページトップへ

ページトップへ