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エイズや性感染症への理解深める 岡山南RCが若者に啓発イベント

学生らが性感染症の予防法などを学んだ講演会

 若者にエイズや性感染症への理解を深めてもらう啓発イベント「ストップエイズキャンペーン」(岡山南ロータリークラブ主催)が3日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールで開かれ、大学生ら約250人が予防法などを学んだ。

 岡山大大学院医歯薬学総合研究科の渡辺豊彦准教授が「性感染症から身を守るため、今、知っておいてほしいこと」と題して講演。渡辺准教授は「危ない性行為はしないなど、予防が重要。(性感染症は)うつる、うつらないだけでなく、将来の不妊や子宮外妊娠といった問題にも影響する」と指摘した。

 市保健所職員が性感染症の発生動向を説明したほか、啓発DVDの上映もあった。

 川崎医療短大2年の女子学生(19)は「人ごとだと思わずに、パートナーと一緒に防いでいくことが大切だと思った」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年11月04日 更新)

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