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岡山大病院の脳死肺移植無事終了 肺リンパ脈管筋腫症50代女性に

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で8日、異常な細胞が増殖する肺リンパ脈管筋腫症を患う50代女性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。約3カ月で退院できる見込み。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授が執刀した右肺の移植手術は午前10時4分に始まり、約3時間20分で終わった。女性は2005年に日本臓器移植ネットワークに登録して左肺の移植を受けた後、右の肺で病気が進み、14年に移植ネットに再び登録していた。

 移植ネットによると、ドナー(臓器提供者)は福島県立医大病院に蘇生後脳症で入院していた50代男性。

 岡山大病院での脳死肺移植手術は86例目、生体と合わせて170例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2017年10月08日 更新)

タグ: 岡山大学病院

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