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健康ポスターで椋木さん最優秀 川崎医福大生 地域根ざす医療表現

グランプリに選ばれた椋木さんの作品

椋木太一さん

 地域医療への関心を高めてもらおうと、倉敷市など岡山県南部の24医療機関が連携して市民向け医療講座を企画する「わが街健康プロジェクト。」。その活動をPRする本年度ポスターコンクールの入賞者7人が決まり、最優秀のグランプリに川崎医療福祉大医療福祉デザイン学科3年椋木太一さん(21)が輝いた。

 コンクールの画題は「医療機関と上手に付き合う」。デザイン系の学部、学科がある同大と県立大生から計81点の応募があり、表現力、デザイン性を審査してグランプリ1点、優秀賞5点、サポーター賞1点を選んだ。

 椋木さんは「地域に“根”ざした医療」をイメージして大木を描写。枝先にプロジェクトのロゴ、病院や医師、お年寄りを描いた「木の実」を配し、線でつないで「医療で繋がる ねットワーク」の標語を添えた。「医療システムが充実し、年齢を重ねても安心して暮らせるまちであり続けてほしいと願いを込めた」と話す。

 椋木さんと、優秀賞上位の県立大2年村上加奈子さん、同大2年西辻理央さんの作品は公式ポスターとして4月から1年間、プロジェクトに参画する医療機関などで活用する。

 プロジェクトは、倉敷中央病院(同市美和)などが2013年からスタート。ポスターコンテストは15年度から開催し4回目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2019年03月31日 更新)

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