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第1回 川崎医大病院 角田司病院長

角田司病院長

 一九七三年の開院以来、救急に力を入れてきた。病院の使命は「いざ、身体に異変が」という時、お役に立つこと。救急医の当直、さらに小児科、消化器、整形外科、循環器、脳卒中科・脳神経外科など専門医の当直と二重構造にしています。

 がんの集学的治療は内科、外科、放射線科、臨床 腫瘍 ( しゅよう ) 科、婦人科、泌尿器科、耳鼻科、通院治療センターなど各診療科が枠を超えて患者さん一人一人のオーダーメード治療をシステム化しています。専門医集団の医大病院の力を発揮します。

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がん

 川崎医大病院は、がんの集学的治療に取り組んでいる。外科の切除手術、パワーアップした新しい抗がん剤を投与する化学療法、がん病巣に限局し照射する放射線療法、切除後の機能維持、美的保持のための形成外科など、複数の診療科が一つになってがん細胞を征圧し、治療後の生活も配慮する。

救急

 岡山県内唯一の高度救命救急センターは熱傷、中毒、四肢切断、交通事故などの救急患者を年間2万5000人治療している。2001年からは治療しながら運ぶドクターヘリが活動。脳卒中、心筋梗塞( こうそく )などの440人を搬送・治療し、機動力を発揮している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年01月22日 更新)

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