文字 

第3回 倉敷中央病院 専門看護師 水準の高いケア提供

井上理子看護師

戸田美和子看護師

 産婦人科の井上理子看護師と心臓病センターの戸田美和子看護師は、それぞれ母性看護、急性・重症患者看護の分野で水準の高いケアを提供できる日本看護協会認定の専門看護師。一九九六年の認定開始以来、この資格を得ているのは岡山県内で二人だけ。

 ともに看護師として臨床経験を積んだ後、大学院で二年間のカリキュラムを修め審査に合格した。二〇〇六年に認定された井上看護師は通常の出産前後の看護とともに、NICUで重い病気などのある新生児の父母をサポートする。

 戸田看護師は昨年、認定を受け、集中治療室で心臓病の重症患者と家族のケアを担当。二人は「患者、家族の願いをかなえる看護を心掛け、診断や治療する医師との橋渡し役になりたい」と語っている。

 同協会の資格認定制度には、教育課程が半年間の認定看護師もあり、同病院で六人が取得。休職・奨学金制度などで資格取得を支援している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年02月05日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ