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第16回 竜操整形外科病院 リハビリ スタッフ充実 患者の生活考慮し訓練

真島雄一郎副主任

 関節などの手術を受けた患者が日常生活に戻るのに欠かせないのがリハビリ。竜操整形外科病院でリハビリを行う入院患者は一日に百人近い。併設のりゅうそうクリニックでも百七十~百八十人の通院患者が取り組む。介護保険で要支援と認定された高齢者を対象に介護予防通所リハビリも一月に始めた。

 病院、クリニック合わせ理学療法士十九人、作業療法士二人がおり、スタッフは充実。医師の指示で、筋力や関節の動きを回復する運動や歩行などの日常生活訓練を指導する。

 「大切なのは、患者がどんな生活を送っているか把握すること」と、理学療法士でリハビリテーション部副主任の真島雄一郎さん(31)。例えば、患者の生活スタイルや環境を考慮して訓練していくという。また、手術などの治療とリハビリを一体的に行う医療機関としての強みを生かし「術前から患者の体の動きを評価し、リハビリに役立てている」と語る。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年05月27日 更新)

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