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小田旭川荘療育園院長に山陽新聞賞 「希望に沿う生活支援 を」

受賞の喜びを語る小田浤氏

 7日、岡山市北区駅元町のホテルグランヴィア岡山で開かれた「第68回山陽新聞賞」の贈呈式で、文化、社会功労各2人、教育、学術、産業功労各1人と、山陽新聞奨励賞の文化部門2団体、社会部門1団体の計7人3団体が表彰された。社会功労受賞者の旭川荘療育センター療育園院長の小田浤さん(68)に喜びの声を聞いた。

 年齢と同じ第68回目に賞をいただき、不思議な縁を感じます。小児整形外科医として40年余、身体障害のある子どもの治療に携わり、現在は医療と福祉の施設を運営。障害者自立支援法の下、みんなが毎日希望に満ちた生活を送るためのお手伝いをしています。
 知的障害の分野でグループホームの設置など地域移行の体制が整備されてきた一方、身体障害については十分とは思えません。重い身体障害のある人も希望に沿った生活を送るのが一番。地域で暮らせるよう、県社会福祉審議会の委員として提言するなど力を尽くしていく所存です。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年01月08日 更新)

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