文字 
  • ホーム
  • 岡山のニュース
  • 音楽で自己表現を 五嶋みどりさんが旭川荘訪問  ミュージックアカデミーの練習見学し交流

音楽で自己表現を 五嶋みどりさんが旭川荘訪問  ミュージックアカデミーの練習見学し交流

ミュージックアカデミーの子どもたちと交流する五嶋さん

 世界的バイオリニスト五嶋みどりさんが二十日、岡山市祇園地先の社会福祉法人旭川荘を訪れ、障害のある生徒らでつくるミニオーケストラ「ミュージックアカデミー」の練習風景を見学し、交流を深めた。

 同アカデミーは五嶋さんが理事長を務めるNPO法人「ミュージック・シェアリング」(東京)の提案で昨年十月に発足。「音楽を通じた自己表現」を目指し、肢体不自由児施設・旭川療育園と知的障害児入所施設・旭川学園の小・中学、高等部の十七人が、くらしき作陽大(倉敷市玉島長尾)の学生の指導で毎週土曜日、練習に励んでいる。

 この日は、五嶋さんと若手演奏家三人が訪問。アカデミー発足後初めて訪れた五嶋さんは、チェロ、トランペット、フルートなどパートごとに演奏する子どもたちのそばで見守り、「しっかり音が出てるね」「大きな音できれいに弾いて」などと笑顔で話し掛けていた。四人による生演奏もあり、集まった約百人がじっくりと耳を傾けた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年12月20日 更新)

タグ: 福祉子供

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ