第20回 旭川荘療育センター療育園 先天性股関節脱臼 1歳すぎが手術の目安
赤ちゃんの股関節がずれたり外れる先天性股関節脱臼。生後半年以内で見つけて専用バンドを装着すれば大半は治るというが、改善しなければ手術になる場合もある。
旭川荘療育センター療育園は二〇〇七年六月からの一年間で、二十二例の先天性股関節脱臼関連の手術を行った。関節付近で癒着した組織などを十分にはく離する広範囲展開法を採用し、小田浤院長は「他の手法より、その後の補正手術を行う必要性が少ない」と強調する。
手術のタイミングは、子どもが一人で歩けるようになる一歳すぎが目安。三歳までならば結果も良いという。
小田院長は「健診で必ずチェックを受けてほしい。赤ちゃんの足を無理にそろえると脱臼の原因となるので、足を自由に動かせる抱き方を心掛けてほしい」と助言する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
旭川荘療育センター療育園は二〇〇七年六月からの一年間で、二十二例の先天性股関節脱臼関連の手術を行った。関節付近で癒着した組織などを十分にはく離する広範囲展開法を採用し、小田浤院長は「他の手法より、その後の補正手術を行う必要性が少ない」と強調する。
手術のタイミングは、子どもが一人で歩けるようになる一歳すぎが目安。三歳までならば結果も良いという。
小田院長は「健診で必ずチェックを受けてほしい。赤ちゃんの足を無理にそろえると脱臼の原因となるので、足を自由に動かせる抱き方を心掛けてほしい」と助言する。
(2008年07月01日 更新)
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子供