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徹底!新型コロナ対策(1)集団感染の防止 「3密」回避で命救える

 岡山県内でも経路不明の新型コロナウイルス感染の確認が相次ぎ、いつ自分や家族が感染するか分からない緊迫感が日に日に高まっている。予防のために何に注意し、もし感染が疑われる場合は、どうすればいいのか。あらためて対策を徹底するため、厚生労働省のホームページなどを基にまとめた。

 急激な感染拡大を防ぐためには、小規模患者クラスター(感染者集団)の発生の端緒を捉え、早期に対策を講じることが重要とされてきた。

 新型コロナウイルス感染者は多くの場合、周囲の人にほとんど感染させていないものの、1人の感染者から次々に感染が拡大したと疑われるケース(ライブハウス、スポーツジム、病院、福祉施設など)がこれに当たる。

 発生事例を基に、1人の感染者が生み出す二次感染者数を分析し、特徴が明らかになった。集団感染が確認された場所に共通するのが、いわゆる「3密」である。

 おさらいすると、次の条件が重なった場所だ。

 1、換気が悪く密閉されている。

 2、人が密集している。

 3、密接し、近距離で会話や発声が行われる。

 厚生労働省は「『3密』を避けるだけで、多くの人々の重症化を食い止め、命が救える」と継続して呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年04月24日 更新)

タグ: 感染症

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