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備前と和気 コロナ対策で連携強化 医療・行政関係者が連絡会

医療、行政関係者の連携強化を確認した連絡会

 備前市と岡山県和気町の医療、行政関係者による新型コロナウイルス感染症の連絡会が27日、備前市伊部の備前病院で開かれた。感染者の相次ぐ発生など緊急事態に備え、連携を強化することを確認した。

 和気医師会(備前市伊部)が開催を呼び掛けた連絡会には2市町の医師12人や田原隆雄備前市長、草加信義和気町長ら25人が出席した。

 県備前保健所の徳山雅之所長が、県が調整本部を設置して症状の重さに応じて患者の搬送先を振り分ける態勢を整えたことなどを説明。関係者の情報共有と緊密な連携を申し合わせた。

 出席した医師からは「休日の当番医に、医療用マスクや手袋を供給してほしい」などの要望が出された。

 和気医師会の萩原秀紀会長は「クラスター(感染者集団)が発生してからでは遅い。感染拡大防止に向け、全力を尽くして対応したい」と話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年04月27日 更新)

タグ: 感染症

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