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徹底!新型コロナ対策(4)検査の流れ 保険適用後も変わらず

 感染が疑われる時にどうするか、あらためて考えてみよう。自分の住む地域の相談・連絡先を事前に調べ、病院への交通手段なども決めておく方がいい。

 まず帰国者・接触者相談センターに電話相談する。感染が疑われる場合には帰国者・接触者外来を紹介される。診察はセンターから勧められた医療機関に限り、複数を受診するのは控える。

 医師が必要と判断すれば、新型コロナウイルスのPCR検査を受ける。センターで疑いがないとされても、心配ならば、かかりつけ医で診てもうことができる。その医師が必要と認めたら再びセンターと相談の上で、PCR検査が受けられることもある。

 PCR検査は医療保険が適用されるようになった。帰国者・接触者外来から、保健所を経由せずに検査能力のある医療機関や民間の検査機関へ直接依頼することもできる。検査費用は公費で賄われるため、自己負担はない。

 既に行われた都道府県では「誰でも受けられる」との誤解から問い合わせが相次ぎ、困惑する病院もあったという。保険適用後も検査を受けられるまでの流れは変わらないので注意しよう。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2020年04月29日 更新)

タグ: 感染症

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