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乳がん手術体験者 岡山で集い 悩みや喜び語り合う

会員らが近況などを話し合った集い

 乳がん手術を受けた元患者でつくる「おおもと会」の集いが4日、岡山市内のホテルであり、会員らが日ごろの悩みや生きる喜びを語り合い、「明るく前向きに暮らそう」と決意を新たにした。

 会は、おおもと病院(岡山市北区大元)の患者が「退院後も再発などの不安に陥りやすく、体験者同士で胸の内を明かせる場を」と1981年に結成。年1回、同病院の医師や看護師を交えた集いを開き、交流している。

 この日は県内外の30―80歳代の約80人が出席。石井美津枝会長が「今年もみんなが元気に集まれて良かった。家庭や社会でヒマワリのように明るく楽しく過ごしましょう」とあいさつ。会員らは互いに近況を話し合うなど楽しいひとときを過ごしていた。

 同市内の女性(60)は「手術後は不安でいっぱいだったが、ここで話すことにより、みんな同じ気持ちだと分かり、精神的な支えになっています」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年07月05日 更新)

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