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第41回 さとう記念病院 稲田洋院長 「地域完結型」が基本

稲田洋院長

 一九九〇年に開院。内科、外科、リハビリテーション科など十五の診療科目で、百八十三床を有します。回復期リハビリテーション病棟や透析センターもあり、地域の人々が、地元で診療を受けることができるように努めています。

 「地域完結型」の医療が基本。急性期から慢性期、介護までの連続性のある医療・介護が特徴です。このため、老人保健施設、通所リハビリテーションセンター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションなどを備え、関連の社会福祉法人は特別養護老人ホームを運営しています。

 かかりつけ医としての役割を担うとともに、川崎医大病院(倉敷市)津山中央病院(津山市)などと連携した体制もとっています。救急医療に活用するヘリポートがあり、県南の医療機関へ年間平均二十五件を搬送しています。例えば、川崎医大病院までの所要時間は十五分で、心筋 梗塞 ( こうそく ) 、脳血管症障害など急を要する治療に効果を挙げています。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年02月02日 更新)

タグ: 脳・神経

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