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第55回 岡山県健康づくり財団付属病院 難病支援 短期受け入れや悩み相談

 難病(特定疾患)の患者や家族に対する支援にも取り組む。

 病診連携の一環で、人工呼吸器を付け在宅療養する神経難病患者10人前後を、地域の医療機関からの要請に応じ、随時受け入れている。筋 萎縮 ( いしゅく ) 性側索硬化症(ALS)など自力呼吸ができない患者で、自宅で体調を崩しかけたとき、病院できちんと呼吸管理し、悪化を防ぐ。

 また県の委託を受け「県難病相談・支援センター」を2004年に開設。スタッフ5人が、難病や人工透析の患者、家族の悩みの相談に当たっている。

 開設以来、相談は4千件以上。近年は就労に関する相談が目立つ。08年度は473件寄せられ、31人が正社員やパートに採用されたり、復職を果たした。

 相談は無料。面接は要予約。電話やメールでも受け付ける。問い合わせは同センター(086―246―6284)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2009年06月01日 更新)

タグ: 脳・神経

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