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O157など 岡山県が注意報発令

 岡山県は29日、O157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。この日、新たに2人が確認され、6月の患者数(11人)が10人以上となったため。例年発生の多い夏場を迎え、県は啓発ちらし約5万枚を作製するなどして注意喚起を強める。

 県健康推進課によると、県内の今年の患者は21人(29日現在、症状のない人を含む)。年齢別では20代が6人と最多で10代5人、50代4人、9歳以下3人などとなっている。症状はいずれも軽症。大腸菌の種類はO157(10人)とO26(9人)が大半を占める。

 県は、手洗いの励行▽台所や調理器具の洗浄・消毒▽生鮮食品や調理後の食品の冷蔵庫での保存▽食肉の十分な加熱などを呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年06月30日 更新)

タグ: 感染症

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