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承諾脳死6例目 8人に臓器提供 東北の病院

 東北地方の病院で家族の承諾で脳死と判定された6例目の成人男性から4日、臓器が摘出され、各地の病院で移植手術が行われた。脳死移植は国内93例目。

 心臓は東京女子医大で拡張型心筋症の20代男性、肺の一方は岡山大で閉塞性細気管支炎の20代男性、もう一方は京都大で間質性肺炎の50代男性、肝臓は名古屋大で肝硬変の50代女性、膵臓は藤田保健衛生大で1型糖尿病の20代女性、腎臓は福島県立医大で慢性糸球体腎炎の50代男性と40代男性に一つずつ、小腸は九州大でヒルシュスプルング病類縁疾患の20代男性に、それぞれ移植。

 日本臓器移植ネットワークが扱う臓器では、1人の提供者から過去最多の8人への移植。すべての手術が終了するのは5日の見通し。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年09月04日 更新)

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