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インフル予防接種始まる 新型と季節性一本化 接種者の優先順位なし 岡山県「早めの対応を」

1日から接種が始まったインフルエンザのワクチン

 インフルエンザの予防接種が1日、県内でスタートした。新型インフルエンザが猛威を振るった昨シーズンのように接種者の優先順位はなく、新型と季節性の2種類を一本化したワクチンが利用可能に。県健康推進課は「例年は11月下旬からが流行のピークなので、早めの接種を」と呼び掛けている。

 新型インフルエンザは、今夏までに終息。県内ではピークの昨年11月に1週間で4千人を超えた患者(84医療機関の定点調査)も、7月以降は散発の8人(9月20日現在)にとどまっている。

 国内における今季のワクチン需要は最大で約5300万回分程度とされる一方、供給能力は5800万回分を超え、不足は生じない見通し。県内でも約1500の小児科や内科などが順次、接種を始める。費用はおおむね3600円前後。接種から1〜2週間で免疫が高まるという。

 県健康推進課は「今季は十分なワクチンが確保できる見込み。万一の際は昨シーズンの備蓄もある。流行拡大を未然に防ぐためにも、積極的な接種を」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月02日 更新)

タグ: 健康感染症

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