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子ども医療費無料化、11年度にも 井原市長意向 中学卒業時まで

 10月定例井原市議会は6日、本会議を再開。中学卒業時まで段階的に拡大するとして2期目の公約に掲げた子ども医療費の無料化について、滝本豊文市長は「医師会との調整によるが、私としては2011年度の早い時期に(段階的ではなく一度に)実施したい」と述べた。

 市の子ども医療費は、小学3年生まで入通院費が無料で、同4年生から中学卒業時までは入院費(ベッド代など除く)のみが無料。滝本市長は9月の市長選で、通院費も中学卒業時まで無料化すると公約に掲げている。

 具体的な実施時期の問いに、滝本市長は「子育て世代から強い要望があり、優先して実施する」とした上で、「医師会の理解が欠かせず、早急に協議を進めたい」と答えた。

 市によると、09年度の子ども医療費の公費負担は約1億700万円。中学卒業時まで対象を広げると、08年度ベースで新たに約6300万円の負担増が予測されている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月07日 更新)

タグ: 子供

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