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がん検診受診率向上へ 総社市と連携協定 吉備信金、アフラック ちらし配布や無料セミナー

協定書に調印する(左から)平田理事長、片岡市長、根岸支社長

 がん検診の受診率を高めるため、総社市は7日、吉備信用金庫(同市中央)、アメリカンファミリー生命保険(アフラック、東京)と包括連携協定を結んだ。日々の営業活動で啓発ちらしを配ってもらうなどし、受診率アップにつなげる。

 同市は各種がん検診の受診率向上を重点施策に掲げており、本年度は2009年度(胃がん16・2%、大腸がん17・7%、肺がん14・0%など)に比べて3%ずつ引き上げるのが目標。同金庫とアフラックは地域貢献活動として取り組む。

 協定は「がんの正しい知識の普及啓発」「がん検診の受診を勧奨する活動」について連携することを約束。アフラックからのノウハウ提供を受け、同金庫が啓発ちらしを作り、顧客らに配る。15日には同金庫本店で無料セミナーを開く。

 同市中央の市総合福祉センターで調印式があり、片岡聡一市長、同金庫の平田周志理事長、根岸淳アフラック中国・四国第一金融法人支社長が協定書に署名した。3人は「がんの早期発見や早期治療につなげ、がんで困る人が少しでも減るようにしたい」などと述べた。

 地元金融機関などとの同様の協定は、高梁、新見市も結んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月08日 更新)

タグ: がん健康

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