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通院医療費小3まで無料化引き上げへ 早島町 11年度から方針

 早島町は2011年度から、子ども医療費の通院部分について、無料化の対象年齢を現行の「未就学児」から「小学3年まで」に引き上げる方針を固めた。子育て環境を充実させ、人口増や定住促進につなげるのが狙い。

 子ども医療費の無料化助成は県制度(入院は小学6年まで、通院は未就学児を対象)に各市町村が独自に上乗せ。同町は入院を中学3年まで無料化しているが、通院は県制度の範囲内だった。

 同町内には約400人の小学1〜3年生がおり、無料化拡大によって年間約1200万円の歳出増となる見込み。原隆一郎副町長は「財政負担を伴うが、保護者の負担を減らすことで、早島町に住み続けたいと思ってもらえれば」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月21日 更新)

タグ: 子供

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