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慈圭病院患者と浦安小児童 イモ掘りで交流

イモ堀り交流する児童ら

 岡山市南区浦安本町、慈圭病院の入院患者ら約50人と浦安小学校(同所)の4年生96人が22日、サツマイモ掘りで交流した。
 5月に一緒につる植えした病院近くの畑を児童が訪問。患者が「大きく育ったイモをたくさん収穫しましょう」とあいさつした。
 早速、児童と患者は一緒に手で土をかき分けて収穫。子どもたちの腕より太いサツマイモが土から現れると、児童は「すごい」「やった」と歓声を上げて喜んだ。なかなか抜けない〝大物〟は患者が手伝った。
 サツマイモは園芸を担当する患者が毎日、世話した。今年は猛暑の影響で枯れかけたがこまめに水やりをするなどしたという。児童の吉国彩希さん(9)は「皆さんのおかげでこんなに立派なイモがとれてうれしい。収穫でも優しく助けてくれて、いい思い出になりました」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年10月23日 更新)

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