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チクバ・瀧上氏 松岡賞受賞祝う 岡山で祝賀会

謝辞を述べる瀧上氏

 がん撲滅に尽力した個人、団体を顕彰する山陽新聞社会事業団の第15回「松岡良明賞」を受賞したチクバ外科・胃腸科・肛門(こうもん)科病院(倉敷市林)の瀧上隆夫院長(59)=同市玉島乙島=の祝賀会が7日、岡山市内のホテルで開かれた。

 医療関係者ら約150人が出席。伊東香織倉敷市長らが「市民の健康を守る身近な存在として頑張っていただきたい」と祝辞。瀧上氏は「受賞は患者さんや他の病院スタッフのおかげ。もっと実力を付け、より難しい技術に挑戦していきたい」と謝辞を述べた。

 瀧上氏は岡山大第1外科出身で、大腸内視鏡検査の時間を短縮・簡便化し、がんの早期発見に貢献。胃、大腸で各6万5千例を手がけ、内視鏡での切除も全国トップレベルの実績を誇っている。

 同賞は故松岡良明・山陽新聞社元社長の遺族からの寄付を基に実施。がん制圧月間(9月)に贈呈している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年11月08日 更新)

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