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脳卒中での寝たきり防ごう 岡山でフォーラム

脳卒中の予防法やリハビリについて学んだ市民フォーラム

 「脳卒中・骨折で寝たきりにならないために」と題したフォーラムが8日、岡山市北区柳町、山陽新聞社のさん太ホールと大会議室で開かれ、市民ら約600人が予防法やリハビリについて学んだ。

 入院から在宅ケアへのスムーズな移行を狙いに、県南東部の約50医療機関が連携する「もも脳ネット」と県備前保健所が初開催。医師ら6人が講演やリハビリ体操を実演した。

 岡山市立市民病院の桐山英樹・脳神経外科副部長は、脳卒中予防には血圧のチェック、禁煙など日ごろの取り組みが重要と強調。片側の顔面麻痺(まひ)など症状が出た場合、すぐに救急車で病院搬送するよう呼び掛けた。

 入院中に理学療法士や作業療法士とチームを組んで行うリハビリを看護師が紹介。自宅に帰ってからの介護サービスは通所、ヘルパーらの訪問などから自由に選べることを介護支援専門員が説明した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年01月09日 更新)

タグ: 健康脳卒中介護

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