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インフル流行期入り 「マスク着用、手洗いを」 岡山県注意促す

岡山県内のインフルエンザ流行状況

 岡山県内でインフルエンザが流行期に入った。11日の県のまとめで、定点調査をしている84医療機関1施設当たりの最新(12月27日~1月2日)の患者数が1・11人と、流行期入りの指標となる1・00人を超えた。時期は平年並みで、県健康推進課は「学校も始まり、これから最も感染拡大が懸念される。マスク着用などで予防に努めて」と注意を促している。

 同課によると、県内の患者数は12月上旬から徐々に増加。ウイルス型の簡易検査(1月7日現在)では、季節性のA香港型、昨シーズンに猛威を振るった新型が半々となっている。

 全国では12月13~19日に患者数が1・41人となり、県内よりやや早く流行期入り。ウイルス型は、新型の割合が増えつつある。

 集団感染による学校園の臨時休業は、県内ではこれまでに11月上旬の井原市立県主(あがたぬし)小(学年閉鎖)、12月下旬の岡山市立東疇(ひがしうね)小(学級閉鎖)の2件がある。

 県健康推進課は「受験シーズンとも重なるので、手洗いの励行、マスクの着用、予防接種などで予防に努め、症状が出たら早く確実に医療機関を受診して」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年01月12日 更新)

タグ: 健康感染症

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