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インフル患者倍増 来週にも警報レベル

インフルエンザ患者数の推移グラフ

 岡山県による「インフルエンザ注意報」が20日に発令されて以降も、県内のインフルエンザ患者が増え続けている。昨年末から週ごとに倍増しており、来週にも警戒レベルが最高となる「警報」に引き上げられる見通し。

 27日の県のまとめでは、定点調査している84医療機関1施設当たりの最新(17~23日)の患者数は18・77人。前週(10~16日)の2・5倍に増えた。

 県健康推進課によると今季、死者や重症例はないものの、「このペースで感染が拡大すれば、近く警報の基準となる30人を超える」という。学校園の患者は26日現在、115施設1684人となっている。

 同課は「新型を中心に全国で急増している。自分や周囲の人を守るためにも、マスクの着用や手洗いなどを徹底し、症状があれば早めに医療機関の受診を」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年01月28日 更新)

タグ: 感染症

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