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3月1~7日は子ども予防接種週間 土日対応の医療機関も 子宮頸がんなど無料化

 子ども予防接種週間(岡山県、県医師会など主催)の3月1~7日、県内の約390医療機関が土日も対応するなどし、予防接種を受けられる機会を広げる。今年から大半の市町村で子宮頸(けい)がんなど3種類のワクチンが無料化され、県は制度の周知にも努めている。

 新たに無料となったのは子宮頸がんのほか、乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となるインフルエンザ菌b型(ヒブ)と肺炎球菌の予防ワクチン。3種類はこれまで各1回8千~1万5千円程度の自己負担が必要で、複数回接種するため経済的な負担が大きかった。無料となる年齢は市町村ごとに異なり、和気町では子宮頸がんワクチンのみ無料。

 同週間は麻疹(はしか)の2期(小学校就学前年)3期(中学1年)4期(高校3年)の予防接種期間が3月末に迫るこの時期に設定。共働きなどで平日に子どもを病院へ連れて行きにくい家庭に配慮した。

 県健康推進課は「麻疹は感染力が強く、重症化することもあるので確実に接種を。以前は自己負担だったワクチンが無料化されていることも知ってほしい」としている。

 医療機関によって実施時間や曜日、ワクチンの種類が異なり、事前予約が必要。問い合わせは同課(086―226―7331)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年02月28日 更新)

タグ: 子供

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