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骨や筋肉の衰え防ごう 運動教室やパンフ作成 県喫茶飲食生活衛生同業組合が啓発 

「ロコモカフェ」でロコモティブシンドロームを予防するための運動に取り組む参加者

 加齢や運動不足で骨や筋肉、関節などが衰え、要介護状態の危険が高まる「ロコモティブシンドローム(運動器症候群、LS)」を防ごうと、県喫茶飲食生活衛生同業組合(事務局・岡山市北区中山下)が啓発活動に取り組んでいる。喫茶店や飲食店で予防教室を開き、手軽な運動を紹介したパンフレットも作成した。

 LSは日本整形外科学会が2007年に提唱。特に50歳以上は7割以上に可能性があると言われ注意を呼び掛けている。同組合は高齢化する顧客向けのサービスとして啓発を始めた。

 予防教室は「ロコモカフェ」と名付け、昨年10月から組合加盟店で月に2、3回実施。講師には専門知識を持つ元看護師らを招いている。2月下旬に岡山市北区京橋南町のカフェ&レストラン「停車場」であった教室には、常連客ら8人が参加。テーブルに手をつき、片脚を1分ほど上げ続ける「開眼片脚立ち」など、家庭でできるLS予防法を学んだ。

 パンフレットは5千部作成し、加盟店などで配布。簡単な運動を紹介しているほか、LSの可能性を自己診断できる日本整形外科学会監修のチェック項目も載せている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年03月12日 更新)

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