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早期発見の大切さ学ぶ 長船で乳がん予防講座

 乳がん予防出前講座(岡山県備前保健所主催)が2日、瀬戸内市長船町土師、ゆめトピア長船で開かれ、同市内の愛育委員や栄養委員ら約100人が自己検診などによる早期発見の大切さを学んだ。

 川崎医科大付属病院乳腺甲状腺外科の椎木滋雄医長が「日本人女性の18人の1人が乳がんになり、年間1万人以上死亡している。他のがんと異なり40代後半から50代の発病が多い」と乳がんの怖さを説明した。

 一方で「早く見つければ乳房を温存して治せる」とも指摘。毎年、検診を受ける大切さに加え、「毎月触っていると感覚で分かる」と、指の腹でろっ骨を感じるくらい強めに押す自己検診方法を指導した。

 同市の乳がん検診の受診率は24・6%(2009年度)。市健康づくり推進課は「ナイター検診などで受診者は増えているが、受けていない人も多い。啓発に力を入れ、乳がんで悲しむ人をなくしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年02月03日 更新)

タグ: がん健康

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