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倉敷市が「真備健康福祉施設」着工 11年4月オープン目指す 地域の交流・介護予防拠点

 倉敷市は、健康増進施設「真備健康福祉施設(仮称)」(同市真備町川辺)の建設工事に着手している。温水プールやステージ、トレーニング室などを備えた地域の交流・介護予防拠点として整備。2011年2月の完成、同4月のオープンを目指す。総事業費は7億2800万円。

 敷地は、井原線川辺宿駅前の約9340平方メートルで、施設は鉄骨平屋約2390平方メートル。目玉は真備地区で初めて整備される屋内温水プール(25メートル計3コース)。一般用、車いす用の更衣室をはじめ、シャワー室やトイレ、指導員控室も設置する。

 ほかに指導員が健康体操などを教える介護予防室や、最新機器をそろえたトレーニング室、調理場併設の食育活動室を備え、幅広い世代の健康づくりに配慮。住民の発表の場となるステージや、幼児向けプレールームなどの交流スペースも確保した。

 建物東隣には、ゲートボールやキャッチボールが楽しめる多目的広場約1500平方メートルを整備。敷地北側には131台分の平面駐車場や駐輪場、屋外トイレを用意する。

 倉敷市は、指定管理者を公募し運営を委託する方針。オープン後は、介護・認知予防教室や交流サロン、健康・育児相談などさまざまなイベントを計画している。

 市保健福祉推進課は「心と体の健康づくりのため、多くの市民に有効利用してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2010年02月03日 更新)

タグ: 健康介護

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