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岡山県内 274人コロナ感染 過去2番目の多さ

岡山県庁

 岡山県内で20日、274人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの感染者数としては過去2番目の多さ。瀬戸内市で県内143例目のクラスター(感染者集団)が発生した。県内の感染確認は1万1114人となった。

 新規感染者は岡山市123人、倉敷市98人、総社、玉野、瀬戸内、井原市各5人、津山、新見、真庭、浅口市、早島町各3人、赤磐、高梁市、吉備中央町各2人、笠岡、備前、美作市、勝央町各1人、県外在住者8人。年代別では非公表の39人を除き、多い順に20代92人、30代40人、40代37人、10代25人、50代21人―など。調査中の6人を除き、3人が中等症、他はいずれも軽症か無症状。107人の感染経路が不明という。

 瀬戸内市の会社でこの日までに従業員5人の感染が分かり、クラスターと判断された。吉備中央町の1人は、クラスターが発生している岡山市の市民グループの関係者で、一連の感染者は6人となった。

 県警は20日、東京五輪の警備に派遣した警察官1人の感染を公表した。

 また、県は感染を公表済みの55人からインドに由来するデルタ株、15人から英国由来の変異株が見つかったことも明らかにした。県内でのデルタ株の確認は101人、英国株は532人となった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2021年08月20日 更新)

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