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洛陽の病院と協定締結 県精神科医療センター

協定書に署名し握手する中島理事長(左)と高副院長=岡山市北区鹿田町、岡山県精神科医療センター

 県精神科医療センター(岡山市北区鹿田本町)は11日、岡山市と友好都市縁組を結んでいる中国・洛陽市の同市第五人民医院(精神科病院)と協力協定を締結した。同医院の医師や看護師らが同センターで研修したり、精神医療をテーマにしたシンポジウムなどを行う予定。

 同医院関係者ら6人が同センターを訪れ、中島豊爾理事長と高亜麗副院長が協定書に署名した。中島理事長は「人的交流を通じ、医療レベル向上に努めたい」、高副院長は「医療技術、環境などで学ぶべき点は多い。両医療機関がともに発展することを願っている」と話した。

 仲介役の岡山市日中友好協会によると、同医院は医師が約100人、病床約700床。王輝院長が昨年5月、岡山市内の医療機関を視察したのを機に、同センターに協定を打診していた。

 6人はこの日、岡山旭東病院(同市中区倉田)と万成病院(同北区谷万成)も視察した。15日に帰国する。

 岡山市と洛陽市の医療機関は昨年12月、岡山大病院と洛陽市中心医院が国際交流協定を結んでいる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月12日 更新)

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