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認知症に備え医療や介護の希望記入 岡山県社協がノート作製

医療や介護の希望が記入できる「わたしの生き方ノート」

 岡山県社会福祉協議会(岡山市北区南方)は、高齢者らが認知症などで判断能力が衰えた際に備え、自分の望む医療や介護などをあらかじめ記しておく「わたしの生き方ノート」(A4判、6ページ)を作製した。200円で販売しており、「思いを書き込んで信頼できる友人や家族に手渡して」と呼び掛けている。

 「生前」と「死後」の意向を記入する20項目がある。内容は、受けたい介護サービスや入りたい施設▽延命措置について▽葬儀の希望▽財産の活用法―など。加入している保険や預金先、職歴、学歴、家族構成を書き込む欄もある。

 本人の意思を明確にし、周囲の人々にも理解しておいてもらおうと作った。同協議会は「人生の最期まで自分の意思で過ごせるように活用してほしい」と話している。

 2千部製作。問い合わせは県社会福祉協議会(086―226―4145)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月22日 更新)

タグ: 健康高齢者

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