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国や自治体のがん対策紹介 岡山でセミナー

自治体のがん対策などについて理解を深めたセミナー

 公開セミナー「みんなで学ぼう がん対策」が29日、岡山市北区天神町の天神山文化プラザで開かれた。岡山県内の患者や家族らでつくる、あけぼの岡山、QOL“輪唱”岡山アンダンテの共催で、市民や医療関係者ら約40人が国や地方自治体のがん対策について理解を深めた。

 日本医療政策機構がん政策情報センターの埴岡健一センター長が「国のがん対策推進政策と今後の動向」と題し講演。2006年のがん対策基本法の成立後、国や各自治体が患者会活動を支援してきたことなどを紹介した。

 島根県で患者同士が集う初めての「がんサロン」を立ち上げた納賀良一さんは、県にがん患者支援の要望書を提出したり、がん診療の拠点病院のために募金を集めたことなどを報告した。

 岡山がん患者・家族会連絡協議会の宮本絵実代表は「患者が主体的に県などの政策の検討にかかわれるよう働き掛けたい」などと話した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月30日 更新)

タグ: がん

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