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患者にスズランのしおり 岡山赤十字病院 全日空グループが寄贈

子どもにスズランのしおりを手渡す宇野さん(右)

 全日空グループは6日、岡山赤十字病院(岡山市北区青江)の入院患者に「幸せ」「幸福」の花言葉を持つスズランの押し花しおり300枚をプレゼントした。

 しおりは北海道・新千歳空港近くで摘み取ったスズランを使い、社員らが手作り。同病院小児病棟には岡山市出身の全日空客室乗務員、宇野雅子さん(42)が訪れ「早く元気になって空の旅を楽しんでね」と子どもたちに手渡した。受け取った保育園児桶芳ちゃん(6)は「花がきれいで元気をもらった。家に飾って大切にしたい」と話していた。

 全日空グループは1956年から社会貢献活動として全国の病院などにスズランのしおりや鉢植えを寄贈しており、今年は全国55施設に届ける。岡山赤十字病院へは63年から毎年贈っている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月07日 更新)

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