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岡山県、インフルエンザ注意報を解除

 岡山県は9日、県内に1月20日から発令していたインフルエンザ注意報を解除した。患者数が激減したためで、2000年に発令基準を定めて以降、08〜09年シーズン(6月18日解除)に次いで2番目に遅い。

 県が9日まとめた県内84の医療機関1機関当たりの患者数は0・46人(5月30日〜5日)。前週から2週連続で1人未満となり、解除基準を満たした。

 今季は警報(1機関当たりの患者が30人超)の発令はなかった。

 県健康推進課によると、流行は1月から始まり、同月下旬にかけてピークだった。患者数は指定医療機関で計4万5058人で、新型インフルエンザが流行した昨季(5万9472人)より約2割減少した。

 同課は「インフルエンザのピークは過ぎたが、引き続き手洗いやうがいを心掛けて」と呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月09日 更新)

タグ: 感染症

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