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ジャガイモの春巻き包み 少し気取った一品に

 ジャガイモはどこの家庭にもある、身近な野菜です。特にこの時期の新ジャガは水分が多くて柔らかいので、皮ごといただいてしまいましょう。体を冷やす食材の一つであるジャガイモは、体を温める塩との相性が抜群。例えばポテトサラダにもうひと味きかせたいとき、マヨネーズを足してもしつこくなるだけ。塩を少量加えると、味がビシッと決まります。しょうゆ煮、みそ煮など、塩分をうまく使った料理がお勧めです。

 今回のポイントは、大豆を繊維状に加工した缶詰を使うこと。大豆は女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンなど豊富な栄養素を含みますが、調理が面倒。この缶詰はコンビーフ風になっているので、さまざまなおかずに活用できます。自然食品を扱う店で手に入ります。

 とっても簡単なメニューですが、春巻きにすることで、少し気取ったごちそうになります。子どものスナックから大人のお酒のあてにもなる、便利な一品です。

<材料>(5人分)

 ジャガイモ300グラム、大豆のコンビーフタイプ 1/2缶、春巻きの皮適宜、塩、こしょう各少々、菜種油適量

<作り方>

 (1)ジャガイモは極細切りにする

 (2)大豆のコンビーフタイプはほぐしておく

 (3)春巻きの皮は縦3等分に切る

 (4)(1)(2)に塩、こしょうをして合わせ、春巻きの皮に少量乗せて三角形になるように折りたたむ

 (5)フライパンに油を入れて(4)をじっくり焼き、返して両面焼く
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月10日 更新)

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