文字 

市立備前病院 稼動年明け以降に 震災で資材調達遅れ

 備前市は21日の市議会厚生委員会で、同市伊部で建て替えを進めている市立備前病院の完成が、予定の11月から1カ月程度ずれ込み、稼働は年明け以降になる見通しを明らかにした。東日本大震災の影響で資材調達に遅れが出ているため。

 三村功病院総括事務長が、エアコンなどの空調設備や断熱材の納期が、震災の影響で1〜2カ月遅れていることを説明。竣工(しゅんこう)時期について「11月だったのが約1カ月遅れるのではないか」と述べた。

 さらに、新病院での診療開始時期は「今年中は無理かなという感触を持っているが、なるべく早く開院に向け、業者と打ち合わせをしたい」と述べた。

 新病院は総事業費27億850万円をかけ、現在の病院南側に鉄筋5階(延べ約7500平方メートル)を建設する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月21日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ