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腸管出血性大腸菌 岡山県が注意報発令

 県は23日、O157など腸管出血性大腸菌感染症の注意報を発令した。この日、新たに1人が確認され、6月の患者数が発令基準の10人となったため。例年発生の多くなる夏場を迎え、県は啓発ちらし約5万枚を各自治体などに配布して注意喚起を強める。

 県健康推進課によると、県内の今年の患者は20人(23日現在、病状のない人を含む)。年齢別では、20歳未満が14人で最も多く、60歳以上が3人、20〜30代が3人だった。大腸菌の種類はO26(9人)とO157(7人)が大半を占める。いずれも散発事例で、症状は軽いという。

 県は、食事前、調理前の手洗いの励行▽まな板など調理器具の洗浄・消毒の徹底▽生鮮食品や調理後の食品の冷蔵庫での保管▽食肉の十分な加熱―などを呼び掛けている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年06月24日 更新)

タグ: 感染症

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