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熱中症か 岡山県内、29人搬送 野球練習の中学生も

 厳しい暑さとなった9日、倉敷市玉島地区のグラウンドで野球の練習をしていた12、13歳の中学生10人が熱中症とみられる症状で倒れるなど、県内では29人が病院に運ばれた。重症者はいないという。

 この日の最高気温は岡山市北区建部町福渡で34・9度(平年30・2度)、倉敷市34・6度(同29・8度)など、県内の全観測地点で真夏日(30度以上)となった。

 各消防本部のまとめによると、同日午前10時ごろ、倉敷市玉島地区のグラウンドで練習していた硬式野球チームの保護者が「子ども5人が熱中症のような症状で気分が悪くなった」と119番。通報後も体調悪化の申し出があり、中学生計10人が搬送された。

 また、美作市で室内で吹奏楽の練習をしていた女子中学生(14)が体調不良を訴えたほか、岡山市では屋内で仕事をしていた女性(19)や車を運転中の男性(51)ら3人、笠岡市では農作業中の70代女性を搬送。井原、総社、高梁、新見、真庭市でも20〜90代の男女が病院に運ばれた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年07月11日 更新)

タグ: 脳・神経

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