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淳風会健康管理センター メンタル支援で認定 産業医科大が評価

 健康診断など予防医療に取り組む財団法人淳風会健康管理センター(岡山市北区大供)は、企業、団体の従業員のメンタルヘルス支援で、産業医科大(北九州市)の機能認定を受けた。専門性の高さときめ細やかなサービスが評価された。

 産業医科大は、メンタルヘルスサービス機関の「質」を中立的な立場で評価して利用者に情報提供するため、米国の福祉サービス認定機関・COAの協力を得て昨年10月、機能認定の制度を設けた。

 淳風会健康管理センターは2005年から臨床心理士、精神科医が常駐するメンタルサポートセンター(岡山市北区蕃山町)を開設。岡山県内を中心に約30の企業、団体と契約し、従業員のカウンセリングや復職支援、管理職へのアドバイス、企業内研修など行っている。

 今回、職員の専門性や個人情報の管理、施設利用のしやすさなど300項目を自己評価。書類審査や実地調査を経て、6月23日付で認定された。認定期間は3年。継続には再審査が必要となる。

 メンタルサポートセンターの峰山幸子室長は「社会のニーズに合った良質なサービスを提供し、継続的に評価を受けたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年07月14日 更新)

タグ: 健康

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