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ジェネリック医薬品紹介パンフ 岡山県が作成 薬局などで配布

ジェネリック医薬品の特徴をまとめたパンフレット

 岡山県はジェネリック医薬品(後発薬)の利点や特徴を紹介するパンフレット「ジェネリック医薬品ってなあに?」を作成し、薬局などで配布している。

 ジェネリック医薬品は、先発薬の特許が切れた後に別の製薬会社が同じ有効成分で製造。開発費が抑えられるため安価とされ、国が医療費抑制を狙いに使用を促進している。県内でも普及しつつあり、昨年度の普及率は数量ベースで24・5%と全国平均(22・4%)を上回っている。

 パンフレットはA4判の10ページでカラー印刷。効き目や副作用をQ&A方式で説明し、先発薬と着色料や添加剤、大きさが異なることがあると紹介。薬代について「薬の値段は3割以上安くなることもあるが、調剤料を含めれば安くない場合もある」とした。

 10万部作成し、県内の薬局や保健所に配置。県医薬安全課は「正しい知識を持ってもらい、安心してジェネリック医薬品を使える環境を整えたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年08月16日 更新)

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