文字 

ごまだれそうめん、ヒジキのツナサラダ 涼味満点、手軽に栄養補給

 のどごし良く、つるっと入るそうめん。食欲がないときやメニューに悩んだときなどに、気軽に食べられるものとして重宝します。今回は、定番のしょうゆのたれから目先を変え、みそ、ごまを使ったごまだれそうめんを。もう一品はヒジキのツナサラダです。

 打ち寄せる白波のように大皿に盛ったそうめん。彩りに添えた青ジソやキュウリの鮮やかな緑色ともマッチして、見た目にも涼味満点。もてなし料理にしても喜ばれそうです。

 たれに漬けてすすると、ごまの香りが口に広がり、マイルドな味わい。みそが入っていますが、昆布だしで薄められているので塩辛さを感じません。おいしいので、みそ汁感覚で汁ごといただけます。そうめんをしょうゆのたれで食べ飽きた、というときにもお勧めでしょう。薬味にミョウガを加えても。

 ごまだれの応用編も一つ紹介しましょう。ごまだれを火にかけ、葛(くず)粉を入れてトロッとさせます。焼きナスなどにかけてどうぞ。

 ヒジキのツナサラダには、子どもの喜びそうなツナやマヨネーズが入っています。ヒジキといえば、コトコト煮るものと思いがちですが、ここでは油でいためてあえるだけ。手軽に食べられますね。

 ニンジンの赤やタマネギの白も入り、多彩な色の野菜を組み合わせることで栄養もたっぷり。グリーンピースやブロッコリーなどの青みを散らすと、一段と色合いが引き立ちそうです。


■ごまだれそうめん

<材料>(4人分)

 そうめん4束
 ごま大さじ4
 麦みそ40グラム
 昆布だし3カップ
 キュウリ1本
 青ジソ5枚程度
 しょうゆ少々

<作り方>

 (1)そうめんをたっぷりの湯でゆがいておく

 (2)いったごまを、すり鉢で粒がなくなるまですりつぶし、みそも合わせてする

 (3)昆布だしを少しずつ入れ、たれをのばしていく。味が薄いようなら、しょうゆを足す

 (4)キュウリは塩をつけて板ずりし、5分ほどおいて小口切り

 (5)一口で食べられる分量に分けたそうめん、青ジソ、キュウリを彩り良く器に盛り付け、たれは別の器に入れる


■ヒジキのツナサラダ

<材料>(4人分)

 ヒジキ15グラム
 ニンジン20グラム
 タマネギ250グラム
 サラダ油少々
 ツナ 1/2缶
 マヨネーズ大さじ3
 マスタード少々
 塩・コショウ少々
 いりごま少々

<作り方>

 (1)ヒジキをさっと洗って水に戻しておく

 (2)フライパンにサラダ油をひき、水切りしたヒジキ、長さ3~4センチに千切りしたニンジンをさっといためる

 (3)タマネギをスライスし、米酢を少し加えた水にしばらく漬けた後、水切り。米酢を入れることでタマネギの苦味が中和され、甘みも出る

 (4)(2)と(3)を合わせてツナ、マヨネーズ、マスタード、塩、コショウ、いりごまであえる
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年08月26日 更新)

ページトップへ

ページトップへ