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備前市開催のイベント 携帯型AED常備へ 市議会で市長方針

 備前市は15日、突然死につながる重症の不整脈「心室細動」が起きた場合、周囲の迅速な対応で救命につなげるため、市が開催するイベントで携帯型のAED(自動体外式除細動器)を常備する方針を明らかにした。

 西岡憲康市長は市などが実施する「備前まつり」で患者が発生した場合、救急車や近くの公共施設などにあるAEDを使うとの従来の対応を紹介する一方、「今後は備前まつりに限らず、開催イベントにおいて携帯型のAEDを本部に設置したい」と述べた。

 市は現在、市役所本庁舎(東片上)や市総合運動公園体育館(久々井)など市内17カ所にAEDを設置している。西岡市長はまた、設置場所の拡大についても前向きに検討していく方針を示した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月16日 更新)

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