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ニンジンの一口がんもどき 中温でじっくり揚げて

 関西では飛竜頭(ひりょうず)と呼ばれる、がんもどき。みじん切りにしたタマネギ、ヒジキ、キクラゲ、ギンナン、ユリ根を入れてもいいですね。和風だしをくず粉で溶いたあんをかけたり、ホワイトソースを敷いた上に並べても。アレンジを楽しんで。

 こんがり揚がった食感はサクッ、モチッ、フワッ。丸ごと一本をすりおろしたニンジンが入っているので、甘さがあります。子どもにニンジンを食べさせたい、というお母さん。ぜひ、試してみて。

 一個の大きさは、大さじ一ぐらいの分量を丸めています。一口サイズだと、食べるときに手を出しやすいと思います。わが家では、お弁当に重宝しました。

 ポイントは、ニンジンに火が通るように、中温でじっくり揚げること。卵を使っていないので、卵アレルギーの人にも対応できます。

 すりおろしたニンジンで、生地がべちゃべちゃしたのですが、小麦粉の量を調節し、パン粉を加えたことで水分を吸収し、解消しました。

<材料>(20個分)

 豆腐 1/2丁
 ニンジン中1本
 長芋20グラム
 細ネギ2本、
 A(小麦粉大さじ4、パン粉同5)
 塩少々
 なたね油適量

<作り方>

 (1)豆腐を水切りしておく

 (2)ニンジンをすりおろす。長芋を皮ごとすりおろす。細ネギは小口切り

 (3)ボールに(1)(2)と塩、Aをつなぎに加えて=写真下=混ぜ、20個に丸める

 (4)(3)を170度くらいに温めた油で、きつね色になるまで揚げる

 (5)トマトケチャップ、マスタード、マヨネーズなど好みのソースで食べる
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月22日 更新)

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