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国立病院機構福山医療センター新病棟が完成 23日、利用開始

完成した国立病院機構福山医療センターの新病棟

新病棟の完成を祝い、テープカットする友田院長(左から4人目)ら

 国立病院機構福山医療センター(福山市沖野上町)の新病棟(371床)が完成した。17日に同病院で記念式典があり、病院関係者らがテープカットし、完成を祝った。23日から入院などの利用が始まる。

 新病棟は外来管理棟の西側に建設した。鉄筋コンクリート7階延べ約1万4500平方メートルで、1階はクリーンルーム1室を含む手術室7室と調理室を設置。2階は産科・婦人科、小児科・小児外科で、継続保育室(GCU)12床と新生児集中治療室(NICU)9床を備える。3階は外科と集中治療室(ICU)、4階は内科、5階は呼吸器内科、6階は泌尿器科、7階は整形外科などが入る。

 記念式典には病院関係者や地元開業医ら約180人が出席し、友田純院長(63)らがテープカット。出席者は出来上がったばかりの手術室や分べん室などを見学した。

 友田院長は「コンセプトはコンパクトで機能的な病院。カラーコーディネーターに相談し、明るい色調にするなど工夫を凝らした。患者さまにも安心して療養していただけると思う」と話していた。

 同センターは今後3年をめどに外来管理棟を取り壊し、その跡に新しい病棟を建設する予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年09月20日 更新)

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