ジャガイモ、サツマイモといったイモ類は、実りの秋を象徴する食材です。低カロリーで繊維質が豊富なキノコと、インゲン、ニンジンを合わせて色よく調理しましょう。ジャガイモを食べるとおなかが膨らみ、満腹感が生まれます。塩との相性が良く、物足りない時にひとつまみ加えると、味がビシッと決まります。

　調理のポイントは、鍋に野菜を入れる順番です図のようにして重ね煮すると、素材のうま味が引き出されてそれぞれの味が調和します。調味料を使わなくても、ほんの少しの塩だけでびっくりするほど甘くおいしくなるので、ぜひ試してみてください。

　ドレッシングは、ワインビネガーが入っているのでさっぱりとした味わい。サラダや豆腐、白身の焼き魚などにかけてもよく合います。粒マスタードがなければ、からしで代用することもできます。

　今回のメニューはワインにぴったりの一品です。秋の夜長、お酒のおつまみにしながら、ゆっくりと味わってみてください。


＜材料＞（５人分）

　ジャガイモ　４５０グラム
　サツマイモ　１５０グラム
　ニンジン　　２００グラム
　エリンギ　　　７０グラム
　シイタケ　　　９０グラム
　インゲン　　　　１袋
　水　　　　　　５０ミリリットル
　粒マスタードドレッシング
（粒マスタード大さじ１、ワインビネガー大さじ１、サラダ油２５ミリリットル、しょうゆ大さじ１、塩・こしょう各少々）

＜作り方＞

　［１］ジャガイモ、サツマイモ、ニンジンを少し大きめのごろごろ切りにする。シイタケは半分に、エリンギは１本を縦半分に切る

　［２］図のように野菜を重ね、塩少々（分量外）を振って水を入れて蒸し煮にする

　［３］蒸気が出て火が通ったら、混ぜ合わせる

　［４］インゲンは、一口大に切り、サッと色よくゆでる

　［５］ドレッシングの材料をボールでよく混ぜ合わせる

　［６］（３）、（４）をドレッシングであえる