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乳がん検診受けて 医師ら初フォーラム ウィメンズヘルスケアおかやま 「早期発見が大切」

乳がんの早期発見の大切さなどを学んだフォーラム

 県内の医師や看護師らでつくる任意団体「ウィメンズヘルスケアおかやま」は16日、乳がん検診を呼び掛ける「ピンクリボンフォーラム」を岡山市内のホテルで初めて開き、県内の女性ら約400人が早期発見の大切さなどを学んだ。

 岡山大福クリニック(同市南区大福)の伊波茂道医師が「乳がん検診のすすめ」と題して講演。乳がんは日本人女性の16人に1人が罹患(りかん)するとされるが、県内の2010年の検診受診率は29・8%にとどまっている現状を説明し、「超音波でがんの部位を焼くなど、手術をしない治療法も発展している。ただ、早期発見に勝るものはない」と訴えた。

 乳がんで両方の乳房を切除した女性が闘病生活について話したほか、ミス・ユニバース・ジャパンの公式栄養コンサルタントによる健康的な食生活に関する講演もあった。

 ピンクリボンは乳がんの早期発見を推進するシンボルで、10月は啓発月間。NPO法人「日本乳がんピンクリボン運動」(大阪市)は平日は多忙な女性のために、10月の第3日曜日に検診が受けられる体制づくりを進めており、16日は県内の11医療機関が協力し検診を行った。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年10月17日 更新)

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