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発達障害へ理解深める 倉敷でフォーラム 市の支援教育紹介

発達障害の支援について講演などがあったフォーラム

 くらしき発達障がい支援フォーラム(倉敷発達障がい者支援センター主催)が22日、倉敷市笹沖のくらしき健康福祉プラザで開かれ、保護者ら約200人が支援の在り方に理解を深めた。

 川崎医療福祉大の寺尾孝士教授が、発達障害の一種である自閉症への支援をテーマに講演。「周囲に障害が正しく理解されず、誤った学習で大人になるまでに基本的なことが身に付いていないことが問題」と指摘した。成人期に安定するよう育てるには「次はいつどこで何があるのか予測できる環境をつくること、『自分でできた』という成功体験を積ませることが重要」と訴えた。

 市教委特別支援教育推進室の西千秋室長が市の特別支援教育を紹介。発達障害者の余暇の遊び方について、関係団体の発表などもあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年10月23日 更新)

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